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【コーヒー】自家焙煎するにあたってためになった書籍

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ネット情報はコピペが多い、かな。

インターネットブログでコーヒー焙煎記事を書いていてこんなことを言うのはある意味矛盾するのですが、基本的にネットの記事はあまり役に立ちません。なぜならコピペが多いから。特に豆売ってるショップさん、豆問屋さんから得た情報をそのまま載せてません?産地や銘柄で検索してヒットするサイトはどこも似たようなことばかり書いてあります。仕入れた豆を自分で焙煎したり飲んだりしてます?自分の言葉で書いていないこと、みんなにバレてますよ。

個人ブログで自分の経験を記載してくれている記事はたくさんあります。ですがコーヒー焙煎というジャンルは凝り性というかマニアックな方が多いのか、記事の内容が自己中心的というか、その人個人の備忘録的内容なのが多い気がします。要するに初心者向けじゃない。そして逆に初心者向け記事は世の中にあふれまくりで内容も簡単すぎる。

勉強したければ書籍を読もう

コーヒー焙煎について勉強したい、豆のこともっと知りたい、というニーズに答えてくれるのはずばり「書籍」です。ネット全盛期のこの時代、いろんなジャンルで実はそうかもしれない。広く浅く情報を手に入れるのには向いているけど、少し深く知りたいときにネットの情報はあまり役に立たない。今も昔もやはり書籍の情報は貴重です。というわけで長々書いてきましたが、ここでは私が実際に読んでためになったと思う本を紹介したいと思います。コーヒー関連書籍は多数ありますが、ここでは今月読んだ本を載せています。

今月はこちらの3冊

  • 月間カフェレス編集部編 (2018) 『コーヒー焙煎用語ブック -THE GLOSSARY FOR COFFEE ROASTING-』 旭屋出版 .
  • 中川ワニ (2018) 『家でたのしむ手焙煎コーヒーの基本』 リトルモア.
  • フリーマン, ジェームス・フリーマン, ケイトリン・ダガン, タラ (2017) 『THE Blue Bottle Craft of Coffee Growing, Roasting, and Drinking, with Recipes -ブルーボトルコーヒーのフィロソフィー-』ワニ・プラス.

 

まず一つ目の『コーヒー焙煎用語ブック』これはタイトルそのまま、コーヒー焙煎でよく出てくる用語について辞書のようにまとめられています。例えばハニープロセスについて知りたければページをパラパラめくるとすぐに見つけることができます。また各国の品質基準なども載っており、非常に参考になりました。ただ情報量としてはほどほどで、もっともっと知りたいと思わせる内容量ではあります。是非この本の5倍くらいの分量で出していただきたいです。

 

つづいて2冊目『家でたのしむ手焙煎コーヒーの基本』これは自宅でできる手網を使用した自家焙煎について、その工程が写真付きで分かりやすく載っています。また著者である中川ワニさんの焙煎に対する姿勢というか思いが序盤に記されています。僕がこの本で勉強になったと思うのは、後半に出てくるワニ式コーヒードリップの淹れ方について書かれた部分です。こちらも焙煎と同じように1工程ずつ写真付きで詳しく書かれていますが、これが細かい細かい。湯を注ぎ始めてから抽出に至るまで、ここまで何段階にも分けて書かれているのは初めて見ました。40枚の写真を使って解説しているといえばその段階の細かさが伝わるかと思います。ドリップにこだわっている方、ぜひ読んでみてください。

 

ラスト3冊目『THE Blue Bottle Craft of Coffee』これはブルーボトルコーヒー創業者ジェームス・フリーマンが書いた本で、ブルーボトル?ああ、あの意識高い系おしゃれコーヒーでしょ?と、この本を読むまで正直鼻で笑っていました。何事も先入観を持つことはよくないですね。実際読んでみてとてもためになりました。またその成り立ちが読み物として単純に面白かったです。内容は豆そのものについて産地やその工程・製法、さまざまなコーヒー抽出法についてその方法や注意点など。後半半分はジェームスの奥さんケイトリンのレシピ本となっています。後半のレシピは正直おしゃれすぎてマネできなそうなので参考にはならないかもしれませんが、その美しい写真に癒されるでしょう。全編を通してすべて経験から語られているので信憑性が高いというと失礼ですが、勉強になりました。特に面白いと思ったのは、コーヒーの量を抽出比率で表している部分です。これは他ではあまり見られない視点というか数値だなと。350mlの水に対してコーヒー豆35gだとすると比率は10:1だ、とか。(この後、湯温や抽出速度などについて記載有)一般的に豆は質量の2倍のお湯を含むことができる、知ってました?私は全く知りませんでした。いやぁ勉強になるなぁ・・・。この本もおすすめです。問題を強いて言うなら値段が高いことですね笑 ですが写真が100カット以上あり、なんども読み返したくなる内容なので買う価値があると思います。

以上、実際に読んでみての簡単なレビューでした。何かの参考になれば幸いです。また来月もコーヒー書籍レビューしたいと思います。

 

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