今週のコーヒーはマンデリン セブンステラ
自宅で飲むコーヒーは自分で焙煎しています。先週はタンザニア ンゴロンゴロAA++というスペシャリティコーヒーを焙煎しましたが、今週はインドネシア マンデリン セブンステラです。前回と同じ100g。これくらいだとちょうど1週間くらいで消費できるのでいつも100gでやっています。名前についているセブンというのはインドネシア のトバ湖という世界最大のカルデラ湖周辺とアチェ州にある7つの村からとれたものをブレンドしているところから名づけられているそうです。カルデラ湖は火山によってできた湖、そのため有機質に富んだ肥沃な火山土で育った豊かな風味が特徴です。キャラメル・ナッツ・アーモンド香。飲み口は滑らかで柔らかく、酸味は少ない。チョコレートやカカオのようなコクや苦みがある。
この豆、パッと見てぎょっとするほどの色味をしています。まさにグリーンビーンズ。めっちゃ濃い色なんです。生豆のときの香りもきつめな気がします。けっこう青臭い。あと気になる点としては豆が大きい!7つの村からブレンドしているからか粒のサイズは結構ばらつきがあるような。焙煎すると膨らむのでさらにおおきくなるのか。
なんとも肉厚な豆だ。
インドネシア セブンステラをフルシティロースト、そして失敗。
今回はめんどくさいので水洗いはしないことにして、ハンドピック後すぐに焙煎スタート。
15分 1ハゼ開始 あれ?遅すぎでは?!!
17分18分 ほとんどハゼない。だらだらと続く。長いかも。
25分くらい 2ハゼ開始 明らかに時間がかかりすぎている。熱がすごくて暑い。煙はあまりでない。いや、ほとんど出なかった。
26,7分 焙煎終了。長すぎて草臥れた。
ドライヤーの冷風で冷やす。チャフは少な目だった。冷めしてガラス瓶に詰めて完成!
焙煎所感
まず、これは失敗したんだと思う。焼ムラが結構目立つし、そもそも焙煎に時間がかかりすぎていた。火力だ。火力の問題だ。クーラーやら扇風機の風やらでコンロの火がゆらゆら揺れすぎて焙煎器の赤熱部分がアメーバのようにうごめいていた。それで安定した火の入りにならなかったんだと思う。けどまぁ飲んでみたら意外といけるかもしれないし、逆に美味しくなければこれが失敗したときの味だ!という学びになるかもしれない。いつも前向きに。ポジティブシンキングが大事だ。
というわけで午後のコーヒータイムに飲んでみたら、コクがすごかった。カカオのような強い香りがした。飲み終えたカップから漂うコーヒーの香りもすごい。焙煎に時間をかけすぎたら薄っぺらい味になると聞いていたけど、それでもコクを強く感じた。焙煎ムラがあったためか雑味もたっぷりだったけど笑
マンデリンは強いコクが特徴らしい。酸っぱいやつよりこっちのが好きかもしれない。今回の焙煎でセブンステラを使い切ってしまったので、また今度買いなおして焙煎に再チャレンジしないと。来週はブラジル カルモ・デ・ミナスを焙煎する予定。